The Basics of ASTROLOGY

ハウスの読解法

ホロスコープの12のハウス(部屋)について、 それぞれが示す人生の領域と、その読み解き方を整理します。

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ハウスとは?

ホロスコープの中で、ハウスが何を表すのかを確認します。

ハウスとは?

ホロスコープは12のハウス(部屋)に分かれています。 生まれた時刻や場所からハウスを作り、ハウスに入っている天体などを読み解くことで「どんな人生を歩むのか?」「どんな職業に適性あるのか?」「どんな家庭・パートナーに恵まれるのか?」といったテーマを精緻に占うことができます。

十二星座とハウスの違い

十二星座は全ての星座が例外なく30度で12星座=360度となっています。これに対して、ハウス(部屋)は生まれた時刻や場所(緯度・経度)から計算します。十二星座とは異なり各ハウスの度数が異なります。但し、反対側のハウスカスプの度数は同じです(例/第1ハウス24度→第7ハウス24度)

ポイント
ハウスは「何が起こるか」だけを見るものではなく、 「人生のどの領域に、その象徴が現れるのか」 を考えるための重要な要素です。

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第1~12ハウスの意味

各ハウスには次のような意味があります。

ハウス 主なテーマ 読み解きの視点
第1ハウス自分自身・人物像本人の姿勢、行動、自己表現など
第2ハウス財産・所有金銭、価値観、所有するものなど
第3ハウス情報・学習・移動知識、コミュニケーション、身近な環境など
第4ハウス家庭・基盤家庭、居場所、土地、心の基盤など
第5ハウス創造・恋愛・趣味自己表現、楽しみ、創作など
第6ハウス仕事・日常・健康日常業務、身体の管理、習慣など
第7ハウス対人関係・パートナー結婚、契約、相手との関係など
第8ハウス共有・継承・深い結びつき共有財産、継承、深い関係など
第9ハウス専門知識・海外・思想高度な学習、遠方、思想・哲学など
第10ハウス職業・社会的立場仕事、肩書、社会的評価など
第11ハウス仲間・希望・未来友人、組織、願望、将来像など
第12ハウス秘密・隔離・無意識見えにくい領域、内面、隔離など

上の表は全体を把握するための一覧です。 実際の鑑定では、ハウスだけを単独で判断するのではなく、 サイン、天体、支配星、アスペクトなどを組み合わせて読み解いていきます。

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連携するハウスの読み解き方

ハウスはお互いに関係しあっています。関係性を読み解くことで深読みできます。

最初の3つのハウスは「人生で大切な情報」

第1ハウスは「人」、第2ハウスは「もの・お金」、第3ハウスは「情報」を表します。つまり、最初の3つのハウスで「人・もの・お金・情報」という人生を過ごす上で必要な情報が暗示されています。

次の3つのハウスは「所有」

第1ハウスから3つ進んだ第4ハウスは、「家庭・職場」を表します。第1ハウスの意味は「人」でしたが、「人が所属する場所」ということで、「家庭」となります。同じように、第2ハウス「もの・金」から3つ進んだ第5ハウスは、「お金が所属する(自分でお金を掛ける)場所(直訳)」という意味から、「趣味や恋愛、子ども」となります。そして、第6ハウスは、「自分についての情報(直訳)」という意味から、「自分の病気や体質」となります。

水平線の上下

水平線の上下は集団への帰属性や立ち位置を示します。第1~6ハウス(下側)は「帰属性」をあらわします。組織の枠組みに倣って着実にものごとを進めするタイプが多いです。生まれ育った場所で暮らし続ける方が多い傾向もあります。反対に第7~12ハウス(上側)は「存在感」を示します。集団の中でいつのまにか目立つ存在となる傾向があり、生まれ育った場所から離れて暮らす方が多い傾向もあります。人生後半で人生が開ける方が多い傾向です。

対抗軸

第1ハウスの反対側には第7ハウスがあります。対抗する軸に天体が集まると、軸の意味が強調されます。例えば、第1ハウスの意味は「人」、第7ハウスは「パートナー」ですから、1・7ハウスに天体が集中すると、「人」に関する意味が強調されることになります。6つの対抗軸で強調されるメッセージは次のとおりです。

対抗軸 ハウス 読み解きの視点
人望軸第1・7ハウスどのような方々に囲まれて人生を過ごすのか、ご本人の可能性を示します。
財物軸第2・8ハウス自分自身で生み出す財物、遺産・贈与等周囲から入る財物を示します。
情報軸第3・9ハウス自分自身で取得する情報、周囲から得る情報を示します。
環境軸第4・10ハウス自分自身の家庭環境や職場環境を示します。
志向軸第5・11ハウス自分自身の興味や関心の方向、共有する相手を示します。
心身軸第6・12ハウス自分の心身バランスを示します。
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三分法とハウス

ハウスは性質によって3つのグループに分けて考えることができます。

アンギュラーハウス

第1・4・7・10ハウス。最も重要なハウスです。また、各アンギュラーハウスの先頭(カスプ)を「アングル」と呼び、特に強い意味を持ちます。アンギュラーハウスに天体が集中する方は、運勢が強くあらゆるチャンスをつかんで野心的に前進していこうとする方が多いです。社会的に名を知られ、人々の上に立つ運勢が与えられる傾向があります。

サクシーデントハウス

第2・第5・第8・第11ハウス。 努力と堅実さによって人生を伐り拓いてゆくことができると言われています。

キャデントハウス

第3・第6・第9・第12ハウス。 忠実に勤勉に、奉仕精神を失わず仕事をすることで、実力者に従ってそのひき立てを得たり、よき位置を得ることができる運勢です。

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ハウスカスプとルーラー

ハウスカスプやルーラーを読み解くことで精緻に鑑定できます。

ハウスカスプとは?

ハウスの始まりを「ハウスカスプ」と呼びます。第1ハウスのハウスカスプには、特別な意味があり「アセンダント(上昇点)」と呼びます。同様に、第10ハウスのハウスカスプは「天頂点」と呼びます。

ハウスカスプのルーラーとは?

ハウスカスプの所属する十二星座のルーラーのことを「ハウスカスプのルーラー」と呼びます。例えば、第1ハウスのハウスカスプがやぎ座の場合、ルーラーは土星です。ハウスに天体がいない場合、ハウスカスプのルーラーがどのハウスに所属するかで、そのハウスを鑑定します。

十二星座 ルーラー 読み解きの視点
牡羊座火星行動力や情熱
牡牛座金星豊かさや美意識
双子座水星知性やコミュニケーション
蟹座月感情や安心感
獅子座太陽自己表現や生命力
乙女座水星分析力や実務能力
天秤座金星調和や人間関係
蠍座冥王星変容や深い探求
射手座木星拡大や向上心
山羊座土星努力や社会的な達成
水瓶座天王星改革や独自性
魚座海王星直感やスピリチュアル
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ハウスを読むときのポイント

最後に、実際のホロスコープでハウスを見る際の考え方を整理します。

ハウスを使って分析するときは、12のハウスと6つの軸やアンギュラー・サクシデント・キャデントハウスにどのような天体が入るか確認します。ハウスに天体がある=そのハウスの意義が強まるとなります。例えば、第1ハウスに太陽が入ると、「人生(太陽の意味)=自分自身(第1ハウス)」となります。この方が自分中心の人生に特に主眼を置いていることより、「リーダーシップのある人」のように意味を捉えます。ハウスに天体がいない場合はハウスカスプやルーラーをヒントに読み解きます。

ポイント
「ハウス=人生の領域」とまず理解し、 そこに「サイン」「天体」「アスペクト」などの情報を重ねて読む、 という順序で学んでいくと整理しやすくなります。

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